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IT COLUMN

Web制作・運用

サービス紹介が抽象的になっていませんか?伝わる文章への直し方

サービスのよさを伝えようとするほど、便利な言葉が増えてしまうことがあります。大切なのは、読者が自分の課題を相談できるか判断できること。抽象的な説明を、仕事の内容が見える文章へ整えてみましょう。

執筆・編集:株式会社ファーストイノベーション

PCの原稿とタブレットの編集画面を照合する手元のイメージ
PCの原稿とタブレットの編集画面を照合する手元のイメージ

便利な言葉の後に、具体的な説明を足す

「ワンストップ」「柔軟に対応」「最適な提案」といった表現は、その言葉だけでは会社ごとの差が分かりません。使う場合は、何から何までを扱うのか、どのように相談内容を整理するのかを続けます。抽象的な見出しに、具体的な本文を組み合わせる考え方です。

例えば「Webを総合支援します」なら、企画、設計、制作、公開後の更新のうち、実際に提供する範囲を記載します。担当しない工程や別途相談となる内容も明確にすると、読み手は依頼先として合うか判断しやすくなります。

読者が使う言葉で、困りごとを表現する

社内で使う専門用語が、そのままお客様の言葉とは限りません。実際の問い合わせでどのような悩みが語られているかを確認し、守秘に配慮しながら共通する課題を整理します。担当者が普段説明している言葉にも、文章を分かりやすくするヒントがあります。

専門用語を避けるだけでは、内容が曖昧になる場合もあります。必要な用語には初出で短い説明を添え、その後は同じ意味で使います。初心者向けと専門担当者向けの情報を混ぜすぎず、詳しい仕様は適切なページへ案内する方法も考えられます。

何ができあがり、どう使えるかを示す

提供するものが分かると、依頼後のイメージを持ちやすくなります。Web制作なら公開するページ、運用支援なら確認するレポートなど、説明できる成果物を挙げます。ただし、案件ごとに内容が変わる場合は、標準の範囲なのか一例なのかを区別します。

成果物の名前だけでなく、何に使うものかを添えましょう。「分析レポートを提出」なら、どの状況を確認し、次の改善案を検討するための資料かまで説明します。作業の羅列から、依頼する意味が分かる文章へ変えられます。

説明を具体化する例

抽象的な説明:お客様に最適なWebサイトをご提案します。 具体化の方向:相談内容と対象読者を整理し、必要なページと導線を検討します。構成案を共有し、確認後に制作を進めます。 実際に掲載する際は、自社の提供工程と一致するかを確認します。

検討に必要な条件を、探しやすくする

料金が個別見積もりでも、見積もりに必要な情報や、相談後の流れは説明できる場合があります。対象となる業務、準備する資料、確認の進め方など、読み手が次に何をすればよいかを明確にします。条件が分からないまま問い合わせを促すだけの構成を見直します。

最後に、担当者以外の人へ文章を読んでもらい、何を依頼できる会社だと理解したかを聞いてみます。自社の意図と違って伝わった部分が、修正の候補です。文章を短くすることだけを目標にせず、判断に必要な情報が残っているかを確かめましょう。

まず取り組むこと

サービス紹介から抽象的な表現を一つ選び、その直後に「対象」「工程」「できあがるもの」の説明を足してみてください。実際の提供内容と照合してから反映しましょう。

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